BodyMechanics

Body mechanics for Massage Therapists

セラピストのためのボディメカニクス

1.ボディメカニクスって何?

力学をベースにした「基本の形」で、セラピストの身体や手の正しい使い方です。

体幹を意識した動きや重心移動を使って、効率よく的確な圧で、安定した施術を行うためのスキルです。ボディメカニクスは施術者の身体に負荷をかけず、心地良いタッチと確かな結果を出すために必要不可欠なものです。

BodyMechanics

2.セラピストの身体を痛めないスキル

ボディメカニクスとは、セラピストにとって必須のセオリーで、正しい体の使い方を学び、無理なく結果を出すための 「施術の基本」です。日本においてはなじみが薄いのですが、欧米ではセラピストになるために一番初めに学ぶ基本スキルです。
例えば、手首の関節はある一定方向と角度にしか動きません。これを可動域(ROM)といいますが、 それ以上の動きをすると負担がかかり身体を痛めてしまいます。残念な事に日本のセラピストの多くは、手順や手技を覚える事が先行し、上半身のみを使った手首をひねった“手こね”施術”になりがちです。中には、痛みは職業病と思い込み、腱鞘炎を我慢しながら、施術を行っていたというセラピストさんも!!

skill

ボディメカニクスは体幹を意識し、腰、肩、手首の角度をはじめ、 各関節に負荷をかけない様、「力学とテコの原理」を利用します。 トリートメントで“つらい”と感じたら、それは無理な動作をしているサイン。「正しい形」で身体を使い重心軸で施術を行うことを学ぶと、身体の負担や無駄な動きがなくなります。このスキルを身につけば、何人施術をしても、身体を傷めることなく、疲労感も激減しますから、末長くずっと現役で活躍することができます。 身体はセラピストにとって大事なツール。大切に使いましょう。

①前足に重心が乗り上半身のみの動作になると、体重移動ができないため密着の無い鋭いタッチに。

②手元を真上から見下ろすと、猫背になり正しい方向に圧が入りません。

③背中や腰を折り曲げて左右が不均等になると肩こり・腰痛の原因に。

wrist
howto04
④手首の角度が90度に屈曲
howto05
⑤手首を突き出して指先で筋肉をつまもうとしている
howto06
⑥⑦手首が左右に折れ曲がっている
howto07
howto05
⑧体からの動作で筋肉を捉え手首はまっすぐに使います。
howto06
⑨肘から中指の先までが一直線になる様に。
howto07
⑩手首の角度は 120°がベスト
posture01
体の軸が使えてないので、体重が乗らず腕や指の力だけで施術。
posture02
左右交互に手を使う場合、体の中心軸は手と一致させ体から手を押し出します。

ボディメカニクスとは、セラピストにとって必須のセオリーで、正しい体の使い方を学び、無理なく結果を出すための「施術の基本」です。日本においてはなじみが薄いのですが、欧米ではセラピストになるために一番初めに学ぶ基本スキルです。

BodyMechanics

例えば、手首の関節はある一定方向と角度にしか動きません。これを可動域(ROM)といいますが、それ以上の動きをすると負担がかかり身体を痛めてしまいます。残念な事に日本のセラピストの多くは、手順や手技を覚える事が先行し、上半身のみを使った手首をひねった“手こね”施術”になりがちです。中には、痛みは職業病と思い込み、腱鞘炎を我慢しながら、施術を行っていたというセラピストさんも!!

ボディメカニクスは体幹を意識し、腰、肩、手首の角度をはじめ、各関節に負荷をかけない様、「力学とテコの原理」を利用します。トリートメントで“つらい”と感じたら、それは無理な動作をしているサイン。
「正しい形」で身体を使い重心軸で施術を行うことを学ぶと、身体の負担や無駄な動きがなくなります。このスキルを身につけば、何人施術をしても、身体を傷めることなく、疲労感も激減しますから、末長くずっと現役で活躍することができます。身体はセラピストにとって大事なツール。大切に使いましょう。

skill

①前足に重心が乗り上半身のみの動作になると、体重移動ができないため密着の無い鋭いタッチに。

②手元を真上から見下ろすと、猫背になり正しい方向に圧が入りません。

③背中や腰を折り曲げて左右が不均等になると肩こり・腰痛の原因に。

howto04
④手首の角度が90度に屈曲
howto05
⑤手首を突き出して指先で筋肉をつまもうとしている
howto06
⑥⑦手首が左右に折れ曲がっている
howto07
howto05
⑧体からの動作で筋肉を捉え手首はまっすぐに使います。
howto06
⑨肘から中指の先までが一直線になる様に。
howto07
⑩手首の角度は 120°がベスト
posture01
体の軸が使えてないので、体重が乗らず腕や指の力だけで施術。
posture02
左右交互に手を使う場合、体の中心軸は手と一致させ体から手を押し出します。
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3.上達できない悩み?
そのタッチを劇的に変えましょう。

施術の効果や満足度を向上させるために、重要なのが手のタッチです。 正しい立ち方を身につけるだけで、タッチは大きく変化します。上半身ではなく動作は下半身からが基本です。身体の重心を安定させ体幹から手を押し出すイメージで移動すると、指先の力が抜け密着も増しますので、流れる様なマイルドなタッチや繊細さ、そして浸透力のある安定した圧も入れられる様になり、より効果的な施術を実現できます。タッチが変われば、リピート率アップにも繋がります。 “もっと強く”と言うクライアントの要望に応えて力任せに施術しても、圧は浸透せず鋭くなるだけで、思った程の効果は出せません。
ボディメカニクスが身につけば、正しい姿勢をキープしながら施術できるので、セラピストの身体を痛めず、効果の高いトリートメントを提供できるようになります。

足の裏でしっかり地面を捉えましょう。
重心のセンターから体重を手に無駄なく伝えます。
すると身体に負担をかけず安定した圧を得られます。手を見る場合、目線は顎の延長線上から。

touch

施術をする時は、常にクライアントの「筋肉や骨などの内部組織」をイメージする事が大切で、それに基づき手の感覚を熟練させて行かなければなりません。

例えば、自分の手元を真上から見ながら、猫背姿勢で施術しているセラピストさんをよく見かけますが、 手元を熟視してしまうと表層の形ばかりを意識して、正確な内部組織のイメージができなくります。 つまり、圧の方向がズレた“当てずっぽの施術”になり、長年セラピストを続けても、一向に手の感覚が育ちません。又、体の軸が歪むと、パワーが分散して、「効率的な力学」を利用できなくなります。
そんな方は、視線を顎の延長線上に変えてみるだけでも背筋が伸びて手の広い面が当たり、内部組織をより感じ易くなります。 この様なセラピストの実技教育に欠かせない力学の知識とトレーニング法が「ボディメカニクス」で、これらを身に付ける事により、そこから手の感覚がどんどん熟練され、上達へと繋がるのです。

“施術の質は、基礎力の質で決まります。”
FSTCの「ボディメカニクス」で基礎技能をしっかり身に付ける事によって、技術力に絶大な差がつきます。 この基本の形を“知っているか知らないか”で、将来セラピストとして、あなたの“施術クオリティーが大きく左右”されるのです。

core

下半身を安定させ体の軸は施術方向へまっすぐ合わせます。
向きを変える時はからだ全体で。肩、腰、膝、つま先は常に施術する手の方へ向く様にします。

施術の効果や満足度を向上させるために、重要なのが手のタッチです。 正しい立ち方を身につけるだけで、タッチは大きく変化します。

touch

足の裏でしっかり地面を捉えましょう。
重心のセンターから体重を手に無駄なく伝えます。
すると身体に負担をかけず安定した圧を得られます。手を見る場合、目線は顎の延長線上から。

上半身ではなく動作は下半身からが基本です。身体の重心を安定させ体幹から手を押し出すイメージで移動すると、指先の力が抜け密着も増しますので、流れる様なマイルドなタッチや繊細さ、そして浸透力のある安定した圧も入れられる様になり、より効果的な施術を実現できます。タッチが変われば、リピート率アップにも繋がります。 “もっと強く”と言うクライアントの要望に応えて力任せに施術しても、圧は浸透せず鋭くなるだけで、思った程の効果は出せません。
ボディメカニクスが身につけば、正しい姿勢をキープしながら施術できるので、セラピストの身体を痛めず、効果の高いトリートメントを提供できるようになります。

施術をする時は、常にクライアントの「筋肉や骨などの内部組織」をイメージする事が大切で、それに基づき手の感覚を熟練させて行かなければなりません。 例えば、自分の手元を真上から見ながら、猫背姿勢で施術しているセラピストさんをよく見かけますが、 手元を熟視してしまうと表層の形ばかりを意識して、正確な内部組織のイメージができなくります。 つまり、圧の方向がズレた“当てずっぽの施術”になり、長年セラピストを続けても、一向に手の感覚が育ちません。又、体の軸が歪むと、パワーが分散して、「効率的な力学」を利用できなくなります。 そんな方は、視線を顎の延長線上に変えてみるだけでも背筋が伸びて手の広い面が当たり、内部組織をより感じ易くなります。 この様なセラピストの実技教育に欠かせない力学の知識とトレーニング法が「ボディメカニクス」で、これらを身に付ける事により、そこから手の感覚がどんどん熟練され、上達へと繋がるのです。 “施術の質は、基礎力の質で決まります。” FSTCの「ボディメカニクス」で基礎技能をしっかり身に付ける事によって、技術力に絶大な差がつきます。 この基本の形を“知っているか知らないか”で、将来セラピストとして、あなたの“施術クオリティーが大きく左右”されるのです。

core

下半身を安定させ体の軸は施術方向へまっすぐ合わせます。
向きを変える時はからだ全体で。肩、腰、膝、つま先は常に施術する手の方へ向く様にします。

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4.セラピスト自身の健康もサポート

セラピストの施術は全身を使って行うものです。机上の理論は覚えても、なかなか実践に結びつかないというケースが一般的に多いのですが、頭で記憶し考えているだけでは動作は身に付きません。手技を習う時に“体重を使って”、“お腹を意識して” と、漠然とした言葉で習われた方も多いのでは?? しかし、その言葉どおりにすぐ動作できる人は殆んどいません。
何故ならば、身体の感覚や運動能力、姿勢の癖にはそれぞれ個人差があるからです。同じ授業を受けても、理解にバラつきがあるのは当然な事なのです。
そこでFSTCでは、お一人おひとりの身体の使い方や癖などに対応した“動作イメージレッスン”を設け、ボディメカニクスの徹底指導を行っています。
明日からすぐに役立つスキルを身に付けましょう。

support

セラピストの施術は全身を使って行うものです。机上の理論は覚えても、なかなか実践に結びつかないというケースが一般的に多いのですが、頭で記憶し考えているだけでは動作は身に付きません。手技を習う時に“体重を使って”、“お腹を意識して” と、漠然とした言葉で習われた方も多いのでは?? しかし、その言葉どおりにすぐ動作できる人は殆んどいません。

support

 何故ならば、身体の感覚や運動能力、姿勢の癖にはそれぞれ個人差があるからです。同じ授業を受けても、理解にバラつきがあるのは当然な事なのです。
そこでFSTCでは、お一人おひとりの身体の使い方や癖などに対応した“動作イメージレッスン”を設け、ボディメカニクスの徹底指導を行っています。
明日からすぐに役立つスキルを身に付けましょう。

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5.メディア情報

FSTCは"西洋のボディメカニクス"を、日本のセラピスト業界に紹介した元祖。
セラピスト向けの雑誌やDVDなど、メディアでも発信し続けています。

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無料の自由参加型エクササイズクラス!
(本科生のみ)

FSTCでは“セラピストのための姿勢改良エクササイズ”を実施しています。運動不足の方や体幹が弱く姿勢の悪い方など、それぞれの苦手な動作を克服するためのお手伝いをします。JUNKO先生のダンサーやスポーツ経験を生かしたFSTCでしか学べないユニークな楽しいプログラム。ヨガ、ピラティス、バレエエクササイズやフラ、スポーツダンササイズ、呼吸法など様々な要素を複合しセラピストに必要なムーブメントを身に付けます。

コアを意識できる様になると施術が上達するだけでなく、日常の姿勢も良くなって自身も健康ボディーに!!一隻二兆のレッスンです。

exercise exercise

JUNKO先生より

私は身長143cmと小柄ながら、体重が自分の4倍もある方や、身長2mと言う大柄な外国人クライアントなどの施術をこなして来ました。
そのため私は人一倍ボディメカニクスを研究しなければならなかったのです。スパセラピストからスポーツマッサージまで様々な現場を経験。
“FSTCのボディメカニクス”は欧米の学問的セオリーと私の実践経験、スポーツ学に基づいたエクササイズを総合したスペシャルメソッド”です。
この極意で“お客様の心をつかむ究極なタッチ”を手に入れませんか?